中国からの反応
台湾側の欺乱時期終結宣言から1か月余りたって、中国側は台湾問題を担当する「中央台湾工作弁公室」を通じて、次のような3つの提案を行ってきました。
ひとつは海峡両岸の関係部門ならびに責任団体は、「三通(通郵、通商、通航)政策」実現のために速やかに話し合いを開始すること。
もうひとつは、中国共産党ならびに国民党は代表を派遣し、正式に両岸の敵対状態を終結させるための接触を行うこと。
そして最後に、中国は国民党の責任ある代表者の大陸訪問を歓迎し、また台湾側が中国共産党の代表を招待すれば喜んで台湾を訪問して、国家の問題を話し合う用意があるというものです。
・・・この3つの提案のなかで中国側は、平和的統一と一国両制の方針は揺るぎないものだと強調。
この方式をもって統一が実現した以降は、台湾の資本主義制度と現行の政治.社会制度は変更せず、台湾は「特別行政区」として高度の自治権と司法の独立、さらに軍隊を保有する権限を持つとしています。
しかし、台湾側はこれらの提案に対して、即座に拒否する姿勢を明らかにしました。
台湾統一のためには武力の使用も辞さないとする中国側の従来の態度や、驚異的な経済発展を示した、いわゆる「台湾経験」を受け入れないことなど、従来の主張や立場に何の変化もないというのがその理由でした。